オファーの成功条件3選
前回「失敗するオファー」についてやっていきましたが、失敗するオファーに特徴があるように、「成功するオファー」にも特徴があります。
そのコツを3つ紹介していきます!
・成功するオファー3条件
① 大胆で、ありえないオファー
お客さんから「そこまでやって大丈夫なの?」「売り手が損するのでは?」と心配されるようなオファー
のことです。
もちろん本当に損をしてはいけません。「他店より1円でも高ければサービスします。」など大胆なオ
ファーを大型家電ショップを見かけませんか?あれも、損どころか利益になるからこそ、あのオファー
をやり続けているのです。激しくお得に見えるサブスクリプション型のサービスも同じです。
※サブスクリプション型・・・料金を支払うことで、製品やサービスを一定期間利用できる形式の
ビジネスモデルのこと
② その業界で初めてのオファー
通販業界であたりまえの「返金保証」。2009年ロッテリアがこのオファーを取り入れて話題になりま
した。それが「おいしくなければ返金する絶妙バーガー」でした。
他業界ではあたりまえのオファーも、土俵を変えれば世間が一瞬で注目してしまうオファーに化けてし
まいます。日ごろから、他業界のオファーにも注目しておきましょう。
③ 客の欲求を満たし、悩みや不安を消すオファー
優れたオファーを作るにはお客さんの欲求や悩み、不安を理解しておく必要があります。
居酒屋を例にすると、お客さんが少ないときには「ビール半額」といった、時短オファーを追加しまし
ょう。これは「どこでもいいから早く、手軽な価格のビールが飲みたい!」というお客さんの欲求を満
たす強力なオファーだからです。
オファーを聞いたお客さんが「おお!それなら欲しい!」と明るい表情になるオファーを考えましょ
う。
○オファーづくり最大のポイント
・競合のオファーは必ずリサーチ(彼らとの差別化が必要だから)
・すでにあるオファーを改良する、組み合わせて作る
・短い言葉で表現しても、その価値がしっかり伝わる
・お客さんが「おお!それなら欲しい!」と明るい表情になる
成功条件を3つ紹介していきました。今回のオファーを使ったコピーを作った後、前回紹介した失敗するオファーを知らず知らずに使っていないかもチェックしていきましょう。せっかく作ったものが台無しになってしまうのを防ぐために。
ポイントの部分をうまく使いながら、お客さんに刺さるオファーを作っていきましょう!