メンタリストDaiGoから学ぶコピーライティング
メンタリストのDaiGoさんはご自身のブログで、コピーライティングは仕事や副業、YouTube、ビジネスを始める際に、一番最初に学ぶべき技術だとおっしゃっておりました。
そこで今回は、メンタリストのDaiGoさんから「刺さる」「儲かる」言葉の作り方を学んでいきましょう。
(ご紹介するDaiGoさんのブログはこちら→https://ch.nicovideo.jp/mental/blomaga/)
○科学的に根拠のある相手の心にアピールする言葉の特徴と要素
相手に何かを訴えたりアピールするとき、売り込むときなど、あらゆる場面で使えるものです。
相手に何かをお願いするときや誘うときなど、普段の生活でも使えた方が良いテクニックですから、日
常で使うように心がけましょう。
そうすると自分自身に染み付いて、自然と周りが引き込まれるような話し方もできるようになります。
1 得になる情報
相手がどれぐらい得をするのかというメリットを盛り込みましょう。
相手視点でのメリットを提示することもなく、一方的に自社の規定を主張するような提案は問題外で
す。
相手からするとただ嫌な気分になるだけ。
相手にとってどんな情報が特になるのか、得になる要素は何か、ということを考えなければこのような
ことが起きてしまいます。
特に地位が高くなるとこれができなくなる人が多くいますが、地位が高くなるほど、これを大切にした
方がメリットがあります。
地位が高いということは、相手に与えることができる余力が大きいはずなのに、それができない人が多
いです。
結果としてそれを提供しているのに、それを明言していない場合もあります。
伝えなければ意味がありません。
商品を相手に勧めるときには、教育をセットにしないといけません。
教育とは相手にとってどれぐらい得になるのかということをアピールすることです。
2 新情報
人はもともと新しいものや聞いたことがないものに反応します。
常に新情報を与えるようにしないと、飽きてしまいます。
飽きると話を聞いてくれなくなります。
キャッチコピーに置き換えると、読まれなくなるということ。
そして、相手は行動しなくなります。
他とどう違うのか、何が新しいのか、新しく変わったことを伝えることが重要です。
3 好奇心
好奇心を煽るような言い回しに変えることが大事です。
例えば、「こうして合格しました」というコピーを好奇心を煽る言い方に変えると、「こんなちょっと
した方法で合格しました」となります。
ちょっと変わった方法ってどんな方法だろうと、気になると思います。
初めからこれを考えるのは難しいので、まずは1得になる情報と2新情報を提供することは絶対にして、
それらを具体的に相手にパーソナライズすることまで行なったうえで、それをもっと変わった言い方に
できないかと考えるときに、この好奇心を煽ることを意識しましょう。
4 手軽さ
手軽で簡単に自分の欲しいものが手に入ることをアピールすることが大事です。
例・・・「1000時間努力することによって〇〇ができるようになる」
↓
「1日たった4分でモテる体型をつくるには」
となると、かなり気になると思います。
5 信憑性
1~4までの要素を全て盛り込むとどうなるか。
なんとなく怪しい感じになるのではないでしょうか。
ここで大切になるのが信憑性。
数字やデータ、根拠や論理などを使い、1~4の全てが確かだなと感じてもらうことが大事です。
特になる情報を盛り込み、
新情報を伝えて、
好奇心を煽る表現を使い、
しかも、それは手軽に手に入るけど、
信憑性ははっきりしている。
そして、色々盛り込みたくなるとは思いますが、訴求ポイントは1つに絞りましょう。
1つだけの訴求ポイントに対して、この1~5までの様子を掛け合わせて作ってください。
○人間の心理に訴えかける訴求ポイント
1 セックスアピール
モテたい、美女に囲まれたい、異性の見る目が変わる・・・。
このようなセックスアピールは人間をかなり動かすものです。
2 欲求
物欲・お金・食欲・・・。
人間が持っている欲求に対して訴えることは大事です。
当たり前ですが、しっかり意識しておかないと、訴求ポイントはぼやけてしまいます。
3 損失回避
人間は新しいものを手に入れる期待感より、価値は同じだとしても失う場合のショックの方がはるかに
大きいことがわかっています。
今あるものやチャンスを失うことを伝えることは、人間を行動に駆り立ててくれます。
失う不安感を与えるだけでなく、それに対しての解決策を根拠を持って提示することが大事です。
その解決策は全て有料にするのではなく、相手に明るい兆しを少し与えて安心感を与えることが必要
です。
4 自尊心
自尊心・義務感・プロ意識に訴えるのはいい方法です。
例えば、主婦向けの商品はあえてひと手間加えるようになっていることが多いものです。
完全なレトルト食品は一人暮らしの男性や学生などに向けて売られていますが、主婦向けの〇〇の素と
いうような商品はわざと具が少し減っていて、野菜や肉を追加しないと作れないようになっています。
簡単に温めるだけの商品も作ろうと思えば作れるけど、主婦向けとしては売れないわけです。
そのような商品は主婦の方々の自尊心が満たされないから。
違いのわかる経営者は相手の靴を見るから、靴にはお金をかけましょうとビジネスマンに高い靴を売る
のも同じです。
このような自尊心を満たす訴求ポイントを考えることが大事です。
○小技4選
1 ユーザーナラティブ
ユーザーが実際に使った時の体験談をストーリーにする手法。
ユーザーがその商品を実際に買って、自宅に帰ってそれを使ったときにどのような動作をしてどのよう
な体験をするのかということをストーリーにすること。
ユーザーが体験する可能性があるであろう、頭の中で想像できるストーリーを書きましょう。
2 一人称コピー
ピアノ教室で実際にあったコピーで、「ピアノが簡単に弾けるようになる方法」というのがありまし
た。
これでは弱いです。
自分が体験したかのように感じさせることが重要ですから、こちらを一人称にすると、
「私がピアノの前に座るとみんなが笑いました。 でも、弾き始めると・・・」となります。
自分の売り込みたい商品があったとしたら、それを一般の人が使ったとしたら、どのような体験をする
のかということをいくつも箇条書きにしていきます。
そして、それをストーリーとしてまとめます。
3 小見出しをQ&Aにする
例えば、寝不足の人向けに寝心地の良いマットレスを売り込むコピーで実際にあったものがあります。
小見出しとして「よく眠れるマットレスがこちら」とぬるいです。
これをQ&Aにすると、「寝不足でお悩みですか?」 その下の答えに、「空気の上でもっとぐっすり」
となります。
4 BYAF (But You Are Free)
「どうするかはあなたの自由」とすることで、YESを言いやすくなります。
おすすめは、今回紹介した5つの要素を盛り込んだ言葉を作る練習をひたすら行いましょう。
もし、みなさんが特に売りたいものがないのであれば、本屋さんで売っている本を見ながら、あるい
は、テレビやYouTubeの広告を見たときに、そのコピーが、これらの要素全てを満たしているか、満た
していなければ、自分だったらどのように変えるか、ということを他の広告で練習してみましょう。
これを普段から練習して、いざという時にできるようになっておけば、大きな価値が得られるに違いあ
りません。
今回は、私自身もDaiGoさんからたくさんのことを学ばさせていただきました。
最初の方にDAIGOさんのブログも載させておりますのでチェックしてみてください!