コピーと〇〇の関係性

これまでコピーは広告に目を止めてくれるような役割を担っているなどお話ししてきましたが、コピーライティングが役立つのは広告だけではありません。

では、何に対して役立つのか?

 

それはYouTubeです!

意外と思われるかもしれませんが、動画の再生数を伸ばしたいなら必要なスキルとなってきます。

 

まず、なぜ自分の動画が伸びないのかというと一番の理由は「タイトル」がしょぼいから。

動画を見るときまずサムネイルを見て、次にタイトルを見ませんか?

サムネイルが良くても、タイトルがつまらなそうだったり他のYouTuberの方と被っているようなモノだと「同じような内容だろう」と視聴者は増えません。

 

 

 

○タイトル作りに大切なこと

タイトルで大事なのは「ユーザーの興味を惹く」こと。

YouTubeやブログを見ている人はだいたい2つの目的があります。

 

1、知りたいことや悩みを解決したい

2、暇つぶしになにか面白いものが見たい

 

1と2のターゲットに対してタイトルは変わってきます。

「花粉症」をテーマにタイトルをつけるとき、

 

ターゲット1 「花粉症の原因はスギ花粉だった!」 「花粉症対策5選をご紹介」

ターゲット2 「あなたが花粉症なのは妖怪のせいです」

 

ターゲット1の場合、無理にキャッチャーなタイトルをつける必要はありません。

逆に怪しく感じてしまい、信憑性を下げてしまうことに。

悩みの原因や解決策を取り入れた方が良いでしょう。

 

逆にターゲット2の場合はありです。

「え、妖怪のせいってどういうこと?」と興味がわき、その好奇心からクリックしてしまうでしょう。

 

あなた動画の趣旨でつけるタイトルは変わってきますが、多くのYouTubeを見ている人は「暇つぶし」ていどで見ているので、2のキャッチャーなタイトルの方が良いです。

 

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https://marketing.itmedia.co.jp/mm/articles/2001/06/news109.html YouTubeを見る5つの動機と

 記憶に残る広告の条件__グーグル調査)

 

 

 

○どんなタイトルをつければいい?

基本的にタイトルの付け方は、ユーザーに「え、どういうこと?」と思わすこと。

噛み砕いて言うと、YouTubeのユーザーやブログの読者に疑問を持たせるのです。

「どうしてそうなるの?」

「その秘密ってなに?」

「この後どうなるの?」

 

そしてユーザーは「この疑問を解決したい」という欲求になり、「動画をクリックする」という行動で解決します。

つまり、ユーザーの「疑問を解決したい」「早く答えを知りたい」という欲求が強ければ強いほど、クリック率が高くなるのです。

 

 

 

○タイトルをつけるためのテクニック

まずダメなタイトル例です。

 

「風邪をひいたら風邪薬を飲めば治ります。」

 

もし、こんなYouTube動画やブログタイトルを見て、あなたはクリックしたいと思いますか?

おそらく思わないでしょう。

 

それはユーザーの頭の中に「?」がないからです。

「風邪をひいたら風邪薬を飲むって当たり前じゃん」と思い興味がわきません。

 

まずはユーザーの頭の中に「?」を埋め込む技術を身につけましょう。

では、具体的な方法を示していきます。

 

 

方法① 意外な組み合わせ

 

例:風邪対策にお酒を飲むべし!?

 

風邪をひいたら薬を飲むのは当たり前です。

そこでお酒という意外な組み合わせを見るとユーザーは「なんで風邪対策にお酒!?」と疑問に思います。

ここが意外であればあるほど、ユーザーの疑問は強くなり興味を持つようになります。

 

ただし、動画内容はこれをしっかりと理論付ける必要があります。

意外な組み合わせで、理論がしっかりしていればユーザーの満足度は高くなります。

 

 

方法② 常識とは反対のことを言う

 

例:[危険] 風邪をひいたら病院に行ってはいけない!その恐るべき理由とは・・・

 

普通では風邪をひいたら病院に行くことを、あえて逆の主張をしています。

ユーザーは「え、どうして行ってはいけないの?」と疑問を持ちますよね。

この疑問の答えを動画内や記事で解説しましょう。

 

方法①と同じように、理論的な説明ができればユーザーの満足度は高くなります。

 

 

方法③ 疑問形

 

例:風邪をひいたら薬を飲んでいませんか?それってヤバイですよ・・・

 

タイトルを「〇〇は△△!」ではなく「〇〇は△△?」と疑問形にしてあげます。

疑問形にすることで、直接ユーザーの頭の中に「?」を埋め込むことができます。

「え、風邪をひいたらいつも薬を飲んでいたけど、それってヤバイの?」と思わすわけです。

 

その不安や疑問を解決しようとユーザーがクリックするわけです。

 

 

方法④ 結果に興味を持たせる

 

例:風邪薬100錠を一気飲みしてみた結果!

 

タイトルを「〇〇してみた」という形にします。

〇〇という行為が意外であればあるほど、クリック率は上がります。

 

ユーザーはその意外な結果が知りたくなり、結果クリックという行為に移るわけです。

 

 

 

 

 

タイトルにはユーザーの

 

興味

疑問

 

になるキーワードを入れるようにしましょう。

 

YouTubeを始めてみようと思っている方は実践してみては?