文字数は長い?短い? どっちがいいか徹底解説!
コピーライティングを書く際に、文字数は長い方がいいのか?短い方がいいのか?
結論から言うと、文字数は関係ありません。
重要なのは、お客さんが商品を買うのに必要な情報が余すことなく伝えられているかどうかです。
どれだけ文章が長くても、情報がきちんと入っていれば売れます。
逆に文章がどれだけ短くてスッキリしていても、情報が不足していれば売れません。
読者の心理状況を的確に把握する
セールスレターで長い文章、短い文章が存在するのは、読者の心理状況によって使い分けられているケースがあります。
例えば、車内で酔っている人には、酔い止め薬の詳細成分はあまり必要ではありません。
まぁ、成分の説明ぐらいはした方が良いのでしょうが、開発秘話や歴史などを説明し始めたら「いいから早くちょうだい!」ってなりますね。
これと同じように、緊急で商品が欲しい人に向けたセールスレターは比較的短くなります。
逆に、「うーん、今は買わないかな」と思っている人であれば、商品の必要性について語らなければいけないため、セールスレターは長くなります。
セールスレターが短くなるケース
セールスレターの文章が短くなるケースは以下の通りです。
①無料のオファーページ
②広告ページ
③実物の商品かつ価格が安いモノ
④顧客が教育されている、あるいは欲求が高まっている
①無料のオファーページ
例えば、無料の資料請求や無料コンテンツを渡す代わりにメルマガに登録してもらうようなページは短くなります。
「コンテンツが無料でもらえる」ということ自体がメリットになるので、長々と説明する必要がないのです。
なので、ヘッダー下に登録ボタンなどが配置されていたりします。
②広告ページ
YouTube広告やFacebook広告などSNSを楽しんでいる人に広告が入るので、あまり文章は読まれません。
そのため、短い文章でメリットを伝えるようにするため、短くなっているケースが多いのです。
SNS広告の場合は、テキストを減らす代わりに動画やデザインで訴求しているページが多いです。
ただし、Google広告などすでに商品を検討しているお客さんに向けたセールスレターは長い場合もあります。
③実物の商品かつ価格が安いモノ
商品が実物で、価格が安いモノもセールスレターは短いです。
例えば、2000円の洋服を探しているお客さんは「低価格で着れればいいかな」と思っている人が見にきているので、しっかりと商品の細かい情報を伝える必要がありません。
食品などもセールス文章は短くなる傾向にあります。
味や加工工程より、「お腹が空いたから何か食べたい」と思っている人が買うことが多いので。
④お客さんが教育されている、あるいは欲求が高まっている
ステップメールなどで、商品の特徴や詳細をしっかり伝えているお客さんであれば、セールスレターはそこまで長くなくても売れます。
事前にステップメールなどで情報を発信しているので、改めて一から説明する必要がないのです。
もちろん、ベネフィットや商品の特徴を再度明記することはありますが、長々と説明するのも不要です。
セールスレターが長くなるケース
次に、セールスレターが長くなるケースをご紹介します。
①教育されていない新規顧客向けのセールスレター
②無形サービス
③価格が高い商品
①教育されていない新規顧客向けのセールスレター
商品の良さを全く知らない人に向けたセールスレターは長くなりがちです。
商品に関する情報や知識がない場合も、ある程度の知識を持っておく必要もあるので長くなります。
②無形サービス
無形商品(オンラインスクールやコンサルティング)はどうしても形がない分、それ相応の商品コンセプトやベネフィット、その証拠を記載する必要があります。
そのため、長くなる傾向にあります。
特にネット上で見かけたりする情報商材などは無形商品だからこそ、レターも縦長のケースが多いのです。
③価格が高い商品
価格が高ければ、なぜその価格なのかといった説明が必要になります。
例えば、30万円のベッドを売りたいとなったら「ぜひご購入ください♪」ではまず売れません。
製品の質や素材の原産地、ベッドに対するこだわり、商品がもたらすメリット・ベネフィット、ベッドのサイズ、返金保証などはあるのか、どれぐらいで届くのか?
Q&Aコーナーなど、高額であればあるほど、それ相応の情報が必要になります。
ムダな情報は省く!
セールスレターにおいて一番避けたいのは、ムダな文章が多くなってしまうこと。
回りくどい表現を使ったり、同じようなことを繰り返し言うのはNGです。
成約率を大きく落としてしまいます。
まとめ
セールスレターやコピーライティングの文字数は情報をまとめられる必要最低限を目指すのが理想です。
文字が少ない傾向
①無料のオファーページ
②広告ページ
③実物の商品かつ価格が安いモノ
④顧客が教育されている、あるいは欲求が高まっている
文字が多い傾向
①教育されていない新規顧客向けのセールスレター
②無形サービス
③価格が高い商品
となります。
お客さんがどんな情報を知りたいのかをしっかりリサーチし、適切な文字数にしましょう!