開封率をあげる! 魅力的な「件名」の付け方

みなさんはメールをチェックする際、全て開封して見ますか?

自分が送る側の時に、見てもらえないとショックですよね。

 

今回は、開封率が上がる「メールのタイトル」について話していきます!

 

 

 

1. 開封率について

 

開封率とは、メルマガがどれくらいの読者に開封されたのかを表す指標です。

数値は開封率÷有効配信数)×100(%)という計算式で出せます。

 

開封率にはどのような要因が影響しているのかについて説明していきます。

 

 

・件名

 

まず、メルマガの反響に大きく影響を与えるのが件名です。

 

多くの人がメールが来たとき、まず件名を見て自分に必要なメールかどうかを判断します。

このときに興味がないと判断されれば、そのメールは読まれることはありません。

 

メールに興味を持ってもらうためにも、件名は重要です。

 

 

・送るタイミング

 

開封率を上げるには、読んでもらいやすい時間帯に送る必要があります。

 

例えば、深夜の誰もが眠っている時間帯にメールを送っても、ユーザーが寝ているのですぐには読んでもらえません。

 

また、朝、メールに気づいても他のメールも溜まっているはずなので、自分には必要ないと感じたならば

すぐに捨てられてしまいます。

 

読んでもらうには、学生ならば学校から帰宅していたり遊んでいる夕方の時間帯、

主婦ならば家事が落ち着いた昼過ぎの時間帯などを狙いましょう。

 

ターゲットによって読んでもらえる時間帯は異なるので、開封率を上げるために送る時間帯を模索しましょう。

 

 

・差出人名

 

差出人名が開封率に大きく影響する場合もあります。

 

メールの差出人がサービス名やサイト名だと、営業と思われて避けられてしまいますが、

個人名だと、何か仕事のメールかもしれないと思われて一応開封してもらえるからです。

 

 

 

2. 開封率をあげる3つのポイント

 

以上のように、開封率を上げるには送るタイミングや差出人名も大切ですが、

一番重要なのは件名です。

 

送られたタイミングが悪くても、ショップ名で来たメールでも、ユーザーにとって魅力的な内容であれば

開封してもらえます。

 

ここでは、メルマガの開封率を上げるテクニックをご紹介していきます。

 

 

ポイント1 重要なことは先に書く

 

まず、件名をつける上では、重要なことは先に書きましょう。

 

普段、自分に送信されてくるメールを見ていただければわかりますが、

メールの件名が長すぎるとメールソフトの画面では後半が省略されてしまいます。

 

また、ユーザーは、前半の15文字くらいで自分にとって必要なメールか否かを判断します。

 

つまり、件名が15文字より多いと、省略されるかもしれませんし、ユーザーが見ないかもしれません。

 

重要なことは一目でわかるように書くことが必要です。

 

 

ポイント2 ユーザーにとってのメリットを提示する

 

上で説明した「重要なこと」とは、すなわち相手が「メールを開くメリット」です。

 

例えば、

 

・無料のセミナーに参加できる

・嬉しいキャンペーンでハワイ旅行に参加!

 

など、ユーザーがメールを開くメリットを提案する必要があります。

 

 

ポイント3 件名を目立たせる

 

件名にメリハリを持たせるのも重要です。

 

メールを開いてもらうためには、他のメールよりも目立つ必要があります。

文字だけが並べられていてはメール一覧の中で目立つことはありません。

 

目立たせるには [] で重要な部分を囲ったり、★や▼などで件名を装飾した方が良いでしょう。

 

また、他のメルマガの件名がメルマガっぽいことを利用して、あえて普通のメールのような件名にして、

逆に目立たせるという手もあります。

 

これから件名をつける際、あえて地味な件名をつけて反応を上げるのもいいでしょう。

 

 

 

3. 4Uの原則

 

メルマガに興味を持ってもらいたい。

そんなときに、「4Uの原則」といったセールスライティングのテクニックが役に立ちます。

 

4Uの原則

 

・Useful (有益性)

 

・Ultra specific (超具体的)

 

・Urgent (緊急性)

 

・Unique (ユニークさ)

 

この4つのUを元に作成したキャッチコピーは、ユーザーにとって魅力的な文章になります。

 

それぞれの役割について見ていきましょう。

 

 

Useful (有益性)

 

・相手に問いかけ、関心を誘う

 

「あなたはどうですか?」という問いかけを目にしたとき、多くの人は自分に聞いていると感じ、

次の文章も読み進めるという経験があるはずです。

 

このように問いかけることで、無関係な内容でも自分に関係あるものとしてユーザーに認識してもらいやすくなります。

 

・ペルソナを絞ってダイレクトにアプローチ

 

ターゲットを決め、より強いメッセージを送る手法。

 

どの層に狙いを定めるかは、テストをすることでより確実な層を狙うことができます。

 

誰に何を届けることで、目的を達成しやすいかといったプランニングが重要になります。

 

 

Ultra specific (超具体的)

 

・数字で具体性をイメージ

 

具体的な数字を使うと効果的です。

 

数字を使用することで、ユーザーに具体的なイメージを持ってもらいやすくなります。

 

ただ、数字を乱用すると目立たせたい部分が霞んでしまうので注意しましょう。

 

 

Urgent (緊急性)

 

・残り期間で緊急性を持たせる

 

期間が短いことをアピールして、買い逃したら損をするとイメージしてもらう手法。

 

よくECサイトなど商品を扱うサービスで使用されていることが多いでしょう。

 

注意点として、毎回使うと効果が下がるため、必要なときに試してみてください。

 

・危機感を煽る

 

危機感を煽る方法は、伝えたいことやユーザーのメリットになることとセットにしましょう。

 

少し強い言い方にした方が、ユーザーの目に止まりやすくなります。

 

 

Unique (ユニークさ)

 

・口コミで親近感を持ってもらう

 

悩んでいるときに、第三者の声は大きな効果を発揮します。

親近感や、自分も同じ体験ができるのではないかと思ってもらいやすくなります。

 

お客さんが実際に口にした言葉を参考に書き直すと、よりリアリティが増し魅力的になります。

 

・利用者数や有名人で目を引く

 

誰もが知っている企業やブランド、芸能人の名前や販売実績をアピールすることで

「みんな使っている」 「安心できる」と思ってもらう手法。

 

人気のある商品やお得さを表す数字データは、特に効果的です。

 

 

 

 

 

たかがメールの件名、されどメールの件名。

件名をちょこっと工夫するだけで、見てもらえる確率は上がります。

メールを送る際は、どんなタイトルだと読んでもらえるか考えてみてはいかがでしょうか。