セールスコピーに役立つ スワイプファイルとは?

セールスコピーがうまく書けないと悩んだときに役に立つ「スワイプファイル」というものをご存知ですか?

初心者はもちろん熟練のコピーライターの方の手助けになってくれます。

スワイプファイルとは何か、どのように生かせば良いのかをご説明していきます。

 

 

 

 

○スワイプファイルとは

 

スワイプファイル(Swipe File)とは、「参考資料として集めた作品」のこと。

 

普通の英語の意味では、Swipe =「強打する」、「(カードを)機械に通す」といった意味ですが、ビジネスにおける意味では、「盗む」、「真似をする」といった意味が含まれます。

端的にいうと「パクるためのファイル」といったものとなります。

 

パクるというと言い方が悪いですが、要は参考にしたい作品を集めておくファイルということになります。

主にCM、雑誌や新聞広告、YouTube広告、セールスレターなどさまざまな媒体を対象とします。

 

 

 

○集め方

 

スワイプファイルは以下のところから集めることができます。

 

・ホームページ

 

・ランディングページ

 

・web広告

 

SNS広告

 

YouTube広告

 

・新聞

 

・チラシ

 

・メルマガ

 

 

ただ集めるのではなく、「良いと思ったコピー」、「キレイと思った配色」、「目につきやすいと感じた配置」などそれぞれフォルダとして分けておくと、自分がコピーを書く際に、目的にあったファイルが素早く取り出せるのでオススメです。

 

 

 

○使い方

 

せっかく集めても、正しい使い方ができていなければ集めた努力が水の泡となってしまいます。

 

スワイプファイルを正しく活用するうえで重要なのは、「構成を真似すること」です。

 

まず、ターゲットが近いスワイプファイルを選び、そののコピーの構成を真似するのです。

どのようにターゲットを惹きつけているか、どうやって魅力を伝えているかなどを参考にするのです。

 

もちろん丸パクリはNGです。

 

文章や言葉を真似するのではなく、構成を参考にしましょう。

 

 

 

○注意点

 

スワイプファイルを活用する際に3つの注意点を説明します。

 

 

① 丸パクリはダメ!

 

先ほどもお伝えした通り、丸パクリは厳禁です。

 

構成を参考にしたり、ヒントを得る程度だったらセーフ。

 

 

② 複数のスワイプファイルを混ぜない

 

売れているセールスレターは、見出しから締めまで一本の線でつながっています。

 

複数のスワイプファイルから一部分だけ取り出し組み合わせてしまうと、構造が崩れてしまい、効果が期待できません。

 

基本的に、1つのセールスレターからスワイプし、参考にしましょう。

 

 

③ スワイプしたレターの目的と、自身のレターの目的は一致しているか確認する

 

スワイプしたレターにも元々の目的があります。

誰に、何を、いつ、どんな効果を得るために行って、どんな結果だったか。

 

スワイプしようとしているレターが誰に向けられ、どんな目的で書かれているかを確認しましょう。

 

自分が書くセールスレターと目的が一致している方が、結果につながりやすくなります。

 

 

 

 

良いと感じた作品でも参考程度にとどめましょう。

作品を作る際に行き詰まったら、ぜひ活用してみてください!