読者を動かす

コピーには2つの要素が存在します。それは「キャッチコピー」と「ボディコピー」です。

前回キャッチコピーについて少し説明しましたが、今回新たに説明させてもらうのが「ボディコピー」というものです。

初めに「キャッチコピー」とは何か軽くおさらいすると、「目を惹きつけるのが役割」のコピーのことです。広告の一番でかい文字、いわゆる目立っている言葉がキャッチコピーです。

 

⚪︎ボディコピー

では、「ボディコピー」とはなんだ?といいますと、「読ませてすぐ行動させることが役割」のコピーのことです。

わかりやすく説明すると、読者に興味を持たせそのまま行動に促す役割を持っているコピーのこと。 保険会社などの広告でよくお客様満足度を表したグラフや、一番下に申し込みボタンが表示されますよね。あれがいわゆるボディコピーです。

 

⚪︎キャッチコピーとボディコピーの違い

キャッチコピーとボディコピーの大きな違いは文字の大きさと文字量です。

キャッチコピーは大きく短い文で構成されているため、人の目を惹きつける役割を担っています。

逆にボディコピーは小さく長い文で構成されているため、一番初めに読んでもらうことは少ないですが、とても重要なエリアです。先ほども説明しましたが、ボディコピーには読者に興味を持たせ行動に移させる役割があるのです。

これらをもう少し詳しく説明したものが次の項です。

 

⚪︎AIDAの法則

初めにキャッチコピーで注意(Attention)させ、次にボディコピーで読者に興味(Interest)を持たせ、欲望(Desire)を喚起させ、行動(Action)へ誘う。

注意(Attention)興味(Interest)、欲望(Desire)、行動(Action)の頭文字をとってAIDA(アイダ)と呼ばれています。

このAIDAは、顧客が購買行動へ至る順番とメカニズムを説明したものです。

このとき、キャッチコピーはA(Attention)の役割を、ボディコピーはI(Interest) D(Desire)  AAction)の役割を担っています。 こうしてみると、ボディコピーには複数の役割がありとても重要な部分だと思いますが、キャッチコピーの注意を促す、目を惹きつけるという役割が先に働かなければボディコピーはまず読んですらくれません。 逆にいくらキャッチコピーが優れていようとも、ボディコピーの部分で相手に行動させることができなければ意味がありません。

注意を引きつけ、行動させる。この流れが成立し、始めてコピーは完成するものだと自分は思います。

 

今回はここまでです。 最後まで読んでいただきありがとうございます。

今回はキャッチコピーとボディコピーについて語っていきました。 最初の方は基本的な知識を書いていこうと思いますが、後から様々なテクニックにもついて書いていきたいと思います。

ここまでお疲れ様でした。 それではまた。