告白失敗先生 〜俺みたいになるな!〜

中学2年生の時、ある一大決心をしました。

 

当時自分には好きな女の子(以下A子)がいました。

(あまり意識していなかったが、気づいたら好きになっていました)

 

まず仲良くなろうと思い、話しかけようとしましたが、「何か変なことを言ってしまったらどうしよう」「知らない間に傷つけてしまったらどうしよう」とネガティブな面が出てしまい、まともに話しかけることさえ出来ずにおりました。

話せたとしてもあまり会話が続かず5分ももたずに終了。

友達からもアドバイスをもらったりなどサポートをしてもらいましたが上手くいかず。

 

 

 

(体育)

 

そんなある日、体育でダンスの授業がありました。

内容は2列で輪になり(二重丸みたいな感じ)隣になった人と手を繋ぎながらダンスをし、時間が経ったら一方が前進をし別の人とまたダンスをするというものでした。

 

やっていくなか時間が経ち別の人とペアになりましたが、なんとA子とペアになりこの瞬間一気に心臓が激しく動き出しました。そのせいか動きがぎこちなくなり、上手くダンスができませんでした。

 

 

 

(音楽)

 

また、音楽の授業で歌のテストがあり終わった後友達から、「A子にテストどうだったか聞いてきたら」と言われ、聞きに行ったことがあります。

(本当に話しかけるだけでも緊張してしまい、内心バクバクでした)

 

 

自分:「今日のテストどうだった?」

A子:「え、良かったよ」

自分:「そうなんだ」・・・・これで終了!

 

今こうして書いているときにも自分のヘタレっぷりが嫌になります。

その後、見かねた友達がフォローに入ってくれました。

本当にいい友達を持ちました。

 

 

 

(理科)

 

理科室でグループになって授業を受けており、その時班替えがありました。

(1班4人のグループをくじ引きで決めます)

 

その結果、A子と一緒に班になり、一瞬思考が停止しました。

しかも、すぐ横の班に自分がA子のことが好きだと知っている友達がおり、班替えが完了した瞬間それはまぁからかわれました(笑)

 

しかし、このときは実験準備や実験中に「手伝うよ」「これで合っているかな」など声をかけることができました。

授業終了後、他の女子たちに「ねえ、どうだった」「何か進展あった?」など言い寄られました(笑)

 

 

こうして仲を深めていこうと努力している途中、ついに友達から「いつ告白するの」と言われました。

確かにこのままでいても仕方ないと思いました。

しかし学校生活の日常の中で告白してもなんだかムードにかけると感じ悩んでいるとき、修学旅行が近いことに気づきました。

 

学校行事の中ならいい感じに告白できるのではと思いこの日にしようと決めました。

その間、できるだけアプローチをしたり、どういった雰囲気で告白しようか考えていました。

 

 

  

(修学旅行)

 

そして告白しようと決めていた修学旅行の日が来ました。

 

(一日目)

 

このとき一日目に告白してしまうと残りの二日間どう過ごしていいかわからない気持ちにさせてしまうのではないかと思い二日目の夜にしようと思いました。

その間どうにか旅行中に少しでも距離を近づけておきたいと思っていましたが、班行動でしかもお互い観光する場所が別々であったため、なかなか会えず。 

 

 

(二日目)

 

そして一日目が終わり二日目の朝を迎えました。

このとき告白当日であったため、今までで一番心臓がバクバクしており正直生きた心地がしていませんでした。

お昼の時、班の人たちと「どう告白するか」など話し合いながら行動していましたが結局、いい答えは出ず、夕方部屋で別の友達と話し合った結果「手紙で告白する」(いわゆるラブレター)ことに。

 

なぜこの方法にいき着いたかというと・・・自分のチキンが発動したからです。

直接言えない、怖いという気持ちからこのような方法に。

紙に「好きです。付き合ってください。」とありきたりな文を書き別の子に経由して渡してもらいました。

 

手紙に頼り、しかも自分で渡さず別の子に代わりに渡してもらうというなんというヘタレっぷり。

 

 

(三日目)

 

そして最終日、告白の返事が気になりつつ、学校に戻りました。

着くと友達から返事をもらったと言われ誰もいない場所で聞くことに。

結果は・・・

 

 

 

 

ごめんなさい

 

 

 

一瞬心がなくなったような気がしました。

その後「友達ならいいよ」と続けられ、おそらく落ち込ませたままにしたくないという気遣いでしょうか。

 

しかし、これまでの自分の行動を振り返ると当たり前というか、自分が全然積極的でなかったからこのような結果になったというか。

今でも直接言っていたら何か変わっていたのかなと後悔している部分はありますが、その反面結果が分かっただけでも告白して良かったと思える部分もあります。

 

 

 

 

以上が自分が経験した告白談です。

なぜ今回この話をしようとしたかと言いますと、自分と同じように告白に後悔している方、それ以外にも何か悔やんでいる方々に苦しんでいるのはあなただけではないと知ってもらいたかったためです。

そして、自分の体験談を見て少しでも心が楽になってくださったら嬉しい限りです。

 

 

これから告白しようとしている方、告白しようか悩んでいる方がいるなら伝えたいことが2つあります。

 

1、勇気を持つこと

 

2、やらずに後悔よりやって後悔   です。

 

人生一度きり、悔いのないよう頑張ってください。