最強35の型 情報・エピソード訴求
○情報・エピソード訴求とは
人はニュースなどで新しい情報を集める習性があります。
そのため、ニュースを読み慣れています。その筆致をマネして役に立つ記事風のコピー書き、注目を集
めましょう。
また、赤色などといったセールス色が少ない筆致は、警戒心なく読んでもらえる効果も期待できます。
型は2つです。
・型14 「役に立つ情報を提供する」
文法
役に立つ情報
ポイント
セールストークなしの記事風コピーは「売り」につながるいやらしさがない分、警戒されずに読んでも
らえます。
商品やサービスを押し出すコピーではなく、相手の役に立つ情報に特化させ警戒心をほどきましょう。
具体的例を挙げると、役立つ情報→問いかけ→アクション促進
初めに相手がプラスになる情報を与え、次にそれをやったとして今とどう変わるのかと疑問を持たせ、
「ここを見れば、こちらのページに飛べば答えを教えます」とレスポンスにつながるコピーを出し行動
に移させます。
・型15 「エピソード」を伝える
文法
体験エピソードまたは客観的事実
ポイント
商売気のないエピソードは、人の心に訴えかけることができます。この習性を利用し、エピソードを興
味深く書き、目に留まらせることを狙いましょう。
決して商品の宣伝や、広告主が語るのではなく、体験者が代理人としてベネフィットをエピソードで語
るのが成功のポイントです。
情報・エピソード訴求 3つのヒント
ヒント1 ⚪︎こんな商品に合う
「悩み解決商品」が最適
gain(満足を得る)商品より、pain(痛み・悩み)を抱える商品の方が向いています。
後者のほうが、より切実に口コミ情報が求められているからです。
その場合、書き手が任意的に表現するよりも、第三者が客観的に情報提供する方が信ぴょう性
が増します。
ヒント2 ×こんな商品には向かない
実績がない「新商品」には向かない
顧客は自分の悩みを解決する商品に対し、実績と伝統がある提供先を求めます。
その意味で、新商品には実績がありません。情報・エピソードの量が不足しているので、絞り
出したところで、底の浅さが見えてしまいます。
ヒント3 情報・エピソード訴求コピーのテクニック
「天と地のギャップ」 「短い期間」
テクニック1 天と地のギャップ
体験エピソードの天と地をわかりやすく描きます。
(ちなみに天は理想・結果・After 地は現実・昔・Beforeのことを指します。)
そのギャップが大きければ大きいほどインパクトを与えられます。
テクニック2 短い期間
ギャップは大きければ大きいほどいいですが、期間は短ければ短いほどいいです。
以上が情報・エピソード訴求についてでした。
コピーだけでなく他の商品もそうだと思いますが、相手の立場になって考えることが必要だと思います。
そうすることで相手は今何を欲しているか、必要なものは何かを見極め、欲しい情報を提供できます。
一度ものを売る考えを外して、相手に得になることは何かを考えてみてはいかがでしょう。