変化球で問いかける
ここまで「新情報訴求」「価格訴求」「情報・エピソード訴求」「キーワード訴求」の4カテゴリーを紹介してきました。そして今回最後の訴求方法「その他訴求」について紹介していきます。
⚪︎その他訴求とは
今まで紹介してきたカテゴリーに含まれない、もしくはミックスした変則的な訴求方法
型は10個。3partに分けて紹介していきます。
・型26 「証言スタイル」にする
文法
成果、問題+証言表現
ポイント
「証言」は、第三者の意見やコメントを連想させるので、書き手の恣意性が薄く、客観性が強く伝わり
やすいです。 これは、読み手の警戒心をゆるめ、信頼性を得ることにつながります。
実践では2つの使い分けがあります。
1、代表証言タイプ・・・意思を持っている複数人の中から一人をピックアップする
2、ユーザーズボイス(利用者の声)・・・顧客の代表的声を淡々と載せる
・型27 「読み手を試す質問」をする
文法
状況、ヒント+疑問詞
ポイント
近年、謎解きなどといったクイズがブームとなっています。中でも腕試しのような質問には、ついつい
乗せられてしまう傾向にあります。
この習性を利用し、問題文的要素を取り入れたコピーを作り読み手に考えさせます。(=興味を持たせ
る)そして答えを近くにおくことで、ついクリックしてしまうといった行動へと誘導することができま
す。
・型28 「今はまだ買わない」ように伝える
文法
否定文+メッセージ
ポイント
今まで紹介してきたものとは一味違います。これまでのものは肯定文でプッシュ型でしたが、ここで紹
介するのは否定文で組み立てるものといった逆のアピール方法です。 そうすることで、新鮮な印象を
与えることができます。
人は肯定文に慣れているので、否定文で迫られるとなんだか普通ではないと感じます。だからこそ、より
いっそう興味をそそらせることとなります。
どのカテゴリーにも含まれないといった少し変わった訴求について語っていきました。
他のと少し扱いにくいような感じがありますが、変わっているからこそ目を惹きやすいといった効果は大きいと思います。
次回も残っている型について説明していきます。
最後までお読みいただきありがとうございました!