BtoBにおけるキャッチコピーの役割と重要性
ビジネスの場では当たり前のように使われている「BtoB」といった戦略。
「聞いたことはあるけど、実はよくわかっていない」
「明確な違いがわからない」
といった方もいるでしょう。
「BtoB」とはなにか?といった疑問から、キャッチコピーとの関連性まで解説していきます。
○BtoBとは
「BtoB」とは、”Business to Business”の略称。
企業が企業に対してモノやサービスを提供するビジネスモデルです。
資本の大きな企業を顧客としてビジネスをおこなうため、受注単価が大きく、
また継続的な取引関係になることも多く、一度信頼を獲得すると安定した収益が見込まれるのが特徴です。
実際にBtoB営業をメインとする企業をいくつか出しますと、
三菱電機、TOTO、オムロン、キャノン、キーエンス、パナソニック、村田製作所、富士電気、東レ、
島津製作所などが挙げられます。
○BtoBにおけるキャッチコピーの役割
多くのサイトの場合、サイトのファーストビューにキャッチコピーを配置しています。
人の第一印象と同じように、一番目立つ部分、自社サービスに興味を持ってくれた人が最初に見る部分のため、キャッチコピーを
変更・検証することによって問い合わせ率の向上を図ることができます。
一方でキャッチコピーがなかったり、わかりにくい場合は問い合わせ率が低くなることもあります。
○BtoBにおけるキャッチコピーの考え方
キャッチコピーの訴求内容を考える上では「サービスをどう認知してもらいたいか」が重要となってきます。
その際には、市場の啓蒙、ブランドイメージ、サービス名の認知、競合優位性、メリット周知などの大きく5つに分けた目的に応じて考えると整理できます。
例えば、「業界No.1」などは競合優位性につながり、「〇〇円で〇〇を実現」などはメリット周知になります。
誰にどんな印象を持ってもらいたいかによって、キャッチコピーを考えて検証していくことが重要となります。
○2つの検証方法
1. 広告文での検証
一番簡単に検証するとしたら、広告文がオススメです。
リスティング広告やFacebook広告において、テキスト文の箇所、特に目立つタイトルや上部のテキストにキャッチコピーを入れる
ことで検証できます。
検証と展開の仕方は、以下の流れがスムーズだと思います。
① 広告のテキスト文で検証
② 画像内のテキストに追加して検証
③ サイト内に追加して検証
2. サイトでの検証
サイトを変更するとなるとデザイナーやエンジニアの工数が懸念となり、なかなか取り組めないこともあると思います。
ただ、Googleオプティマイズを導入しておくことによって、デザイナーやエンジニアの手を借りずに、
LP内の要素を変更してABテストを行うことが可能です。
BtoB戦略はマーケティングやキャッチコピーなど、ビジネス面において外せないものとなっております。
戦略を身につけて、他企業と関係を深めていけばいいことだらけでしょう。