クリックしてもらえるバナーとは何か知りたくないですか?
皆さんはサイトを閲覧している際に、途中に出てくる「バナー」に興味を持ったことはあるでしょうか?
閲覧者からしたらそこまで重要だとは感じませんが、製作者からしたら見てもらえるか?興味を持ってもらえるか?と不安に感じるものです。
今回はクリックをしてもらえる確率を上げるバナーのキャッチコピーについて解説していきます。
○クリックしてもらえるバナーのキャッチコピー 4つのポイント
① 文字は最小限に抑え、わかりやすいこと
「上手いと思ってもらえる言い回しを考えよう」「語呂を良くしよう」といったことや、商品やサービスを魅力的に伝えようとする気持ちが先走り、結果として言葉をひねりすぎて意味がわからなくなってしまったり、長いキャッチコピーとなってしまうことがあります。
しかし、これはNGです。
ユーザーがバナー広告を目にしてクリックするかしないかの判断は、一瞬で決まってしまいます。
この一瞬で興味を持ってもらうには、文字数を最小限に抑え、誰にでも分かってもらえるような言葉を選ぶ必要があります。
ポイント→短く、誰にでもわかる言葉を選ぶ
② その先にどんな情報があるかが瞬時にわかる
バナー広告とは、とある目的を持ってサイトに訪れているユーザーに対してアプローチを行う広告。
クリックした先にどのような情報が得られるのかを伝える必要があります。
大半のユーザーはバナーを見て「どんな内容なのだろう」と考えてはいません。
クリックした先にどんな内容があるか。瞬時にわかるキャッチコピーを心がけましょう。
ポイント→パッと見て内容がわかるものにする
③ ユーザーが必要とする情報である
ただ商品やサービスの特徴を載せても、ユーザーの心には響きません。
ユーザーはそれらが自分らにとってどんな良いことをもたらしてくれるのかに興味を持ちます。
そのためには、まずターゲットとなるユーザーを明確にし、そのユーザーが一番知りたい・得たい情報が何かを考え、それをキャッチコピーに盛り込むようにしましょう。
ポイント→ターゲットが何を知りたいかを考える
④ ユーザーの興味を惹くような内容である
ターゲットがまだ商品やサービスを必要としないユーザーの場合、キャッチコピーのセールス色を薄くし、
クリックした先にさらに詳しい情報があるといったユーザーの「もっと知りたい」という気持ちを刺激するような、バナー広告も
有効な手段の一つです。
また、暇つぶしに友人の投稿記事を見るためにといった目的で使われ、ユーザーが一切広告を求めていないSNSなどの場合は、特にこのポイントを意識しキャッチコピーを考える必要があります。
FacebookやInstagramなどは写真の投稿がメインとなるため、溶け込ませるためにもバナーには文字を入れない、入れたとしても最小限に抑えましょう。
ポイント→ユーザーの「もっと知りたい」を刺激する
○審査落ちにも注意!
せっかく魅力的なキャッチコピーができたとしても、広告審査に引っかかる内容では元も子もありません。
広告審査に引っかかってしまうポイントを3つにまとめましたので、参考にしてみてください。
ポイント①
バナー広告を見たユーザー、ターゲティングユーザーと認識できる表現
例えば、「〇〇歳の方」、「〇〇kg以上の方」などといった、特定のユーザーを対象とするような表現には気をつけましょう。
ポイント②
コンプレックスを抱えた人を対象とする表現
「体重にお困りの方」「薄毛にお悩みの方」といった、体の悩みに当てはまる内容も審査に触れるため注意しましょう。
ポイント③
最上級、No.1表現
こちらはテキスト広告も同様ですが、その根拠となるデータがない限りは使用することができません。
バナー広告の場合だと、画像の中に根拠となるデータや第三者調査機関名を記載する必要があります。
普段はあまり気にしないバナーですが、制作の裏にはこのようなテクニックが隠されていたのです。
サイトを閲覧している途中にバナーを見かけたら、ぜひチェックしてみてください!