オノマトペと広告の関係性

私たちは普段から、意識することなく擬音・擬態語(オノマトペ)を使っています。

「”ガツガツ”食べる」「”ぐるぐる”回る」など、日常会話でオノマトペはあふれています。

また、日常会話だけでなく、広告のキャッチコピーや商品名にまで、オノマトペを見ることがあります。

 

今回は、「オノマトペと広告の関係性」について説明していきます。

 

 

 

 

オノマトペの強み=「親しみやすさ」、「記憶の残りやすさ」

 

はじめに、オノマトペを一番最初に使うのは子供だと言われています。

 

小さい頃に車のことを「ブーブー」と呼んだり、犬のことを「わんわん」と言った経験はないでしょうか?

物を覚えようとするとき、まず擬音で覚えていくわけです。

それは、小学生の教科書や低学年向けの絵本にも使われています。

 

幼少期からオノマトペに囲まれており、物を見て関連づけるので、

自然と頭の中に入り使うようになるのです。

 

小さい頃から身についている「親しみやすさ」

大人になっても覚えている「記憶の残りやすさ」オノマトペの持っている特徴と言えます。

 

 

 

○広告におけるオノマトペの使い方

 

オノマトペは全ての広告のキャッチコピーに使えるというわけではありません。

おもに、製造業やBtoB向けの企業などとは相性が悪いです。

 

相性がいいとされているのは2つ。

「食」と「コスメ」。

 

特に食とは相性がいいイメージがあります。

 

この2つとの相性がいいとされている理由は、

「どんな商品かを表現しやすい」と言った部分です。

 

食べ物だと、”ふわとろ” ”パリパリ” ”しゃきしゃき”、

 

コスメだと、”ふっくら” ”しっとり” ”すべすべ”

 

などで表現することが可能です。

 

 

このように、オノマトペのみで商品の良さを表現することができます。

 

 

 

○購買意欲を掻き立てる

 

食品分野ですと、キャッチコピーだけでなく、ネーミングにもオノマトペがよく使われています。

パンですと「もちもち ちぎりパン」、オムレツですと「ふわとろ オムレツ」など。

有名どころですと、「オー・ザック」や「ガリガリ君」などです。

 

オノマトペを使うことで、食感のイメージがしやすくなり、結果プラスに作用しているのでしょう。

 

 

 

 

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オノマトペはどんな商品かを伝えるのに非常に有効な手段の一つです。

小さい子供から大人の方まで、広い範囲で商品の特徴を伝えることができるので、どんどん活用していきましょう。