コピーライターの魅力・やりがいをお伝えします

                  コピーライターのやりがい・楽しさ

 

 

○成果物を目にした時の満足感

ひとつの広告が完成するまでにはさまざまなステップを踏みます。

 

初めに、クライアントからのオリエンテーションから始まります。

ここで、クライアントから広告したい商品とその商品が抱える課題、広告の目的、予算などについて、クリエイティブディレクターやアートディレクターなどど一緒に説明を受けます。

 

次に、宣伝しようとする商品・サービスについて知識を蓄え、スポンサーの広告へ求めることを把握した上で、広告の企画を立てます。

 

その後、スタッフとともに打ち合わせを繰り返し、キャッチフレーズやテーマを決定したのち、クライアントにプレゼンテーションを行います。

 

プレゼンが通らずボツ企画となってしまうこともありますが、運良くプレゼンが通ったら広告制作を開始します。

 

制作中にもコピーの修正や方向転換による書き直しなどが発生することはよくありますし、締め切り前には超過勤務や休日出勤になることも多々あります。

 

苦労して完成した成果物だからこそ、CMならテレビに流れたとき、印刷物なら実際に実物を手に取ったときに、なんともいえない充実感に満たされることでしょう。

 

 

 

○多くの消費者の目に止まる喜び

製作した広告がスポンサーやその顧客、一般消費者から良い評価を得たとき、コピーライターをはじめとする製作スタッフは非常に

やりがいを感じます。

 

自分が書いたコピーを書いた広告が世に出れば、Webサイトなら不特定多数、CMなら日本全国の視聴者、DMならそれを送られた

数百、数千人の目に止まることになります。

 

そして心を動かされた人は実際にその商品を買ってくれます。

 

商品を売ることは広告の最大の目的であるため、レスポンスが良かったときには大きな達成感を味わうことが出来ます。

 

 

 

○一人前になったときの喜び

一人前のコピーライターとして活躍するためには、アシスタント的な業務に就いて先輩コピーライターからの技術やノウハウを盗み、下積みから次第に実力をつけて這い上がっていくしかありません。

 

苦労の末、先輩の力を借りずに自分で手がけたコピーが採用されたり、クライアントや営業担当者から指名で仕事が入ったときには、大きな喜びを感じられるでしょう。

 

 

 

                      コピーライターの魅力

 

 

○実力次第で大きな収入を得ることができる

大学新卒でコピーライターとして採用された人の初任給は、一般的に月20~30万程度といわれています。

 

そこから経験を積むにつれて給料も上がっていきますが、より自分の力を発揮できる企業を求めて転職を繰り返し、その都度収入が

アップしていく人が多くいます。

 

また、経験を積んだコピーライターの中にはフリーランスになり、収入が倍増する人も。

 

他にも、各新聞社や大手広告代理店などが主催するさまざまな広告賞がありますが、大きな賞を獲得した広告に携わったコピーライターは周りの賞賛を受け、給料や報酬が上がることもあります。

 

 

 

○広い視野を持ち、幅広いスキルが身につく

コピーライターに必要なのは「書く力」だけではありません。

 

「書く内容」を的確にするためには、商品知識やスポンサーの意図を把握すること、高度なマーケティング理論、広告に適した表現かを知るための法律の知識などが必要です。

 

加えて、企画を通して仕事を得るためのプレゼン力も重要となります。

 

文章のうまさだけではなく、こうした多岐にわたる能力が必要とされるため、きわめて難しい仕事となります。

 

難しい分、仕事を通じて身につくスキルも多彩であり、そこに魅力を感じる人は多いでしょう。

 

 

 

 

コピーライターに限らず、すべての仕事において「きつい」と感じる場面に遭遇すると思いますが、それを乗り切った先には「やりがい」や「達成感」が待っていると思います。

仕事をしている間にスキルや知識をアップさせていきましょう。