アイデアの出し方をご紹介! 「マインドマップ」の活用法
なかなかいいアイデアが出ない、考えがまとまらないといった経験はありませんか?
お仕事や会議などで案を出していると、いきなり行き詰まったりしますよね。
しかしご安心を!
今回ご紹介する方法を使えば、アイデア出しに悩むことがなくなります!
ぜひ、ご活用ください!
○マインドマップとは
マインドマップとは、頭の中に思い浮かんでいるアイデアや言葉を紙に書き出し、記憶の整理や発想を生み出す方法です。
(やり方)
① 表現したい概念の中心となるキーワードやイメージを中央に書く
② そこから放射線状にキーワードやイメージを広げ、つなげていく
※イメージ
ちなみに、マインドマップという呼び名以外にも「アイデアマップ」、「メモリーツリー」、「スプレー図」と
いった呼び方もされています。
○マインドマップを使う目的
マインドマップを作成するには、関連するキーワードを連想したり、想像したりしながら整理する必要があるため、記憶力・理解力・発想力を向上させる目的として使われます。
また、頭の中に思い浮かんでいることを一度整理することができ、考えがまとまりやすくなります。
作成した図は要素ごとに分かれており、線で関連づけられているので、
複雑な発想や計画を理解するための資料として、他者にわかりやすく伝えるといった目的もあります。
○基本的なマインドマップの書き方
① 真ん中にメインとなるキーワードなどを書く
② そこから放射線状に関連するワードを書いていく
③ さらに、そのワードから関連する新たなワードを出していく
テーマに沿ったキーワードを出し尽くすまで書き続けましょう。
書き出した後は、重要度が高いキーワードをテーマの近くに再配置したり、すぐに行動できる事柄を端に持ってきたり、関連性によって各キーワードを並び替えて整理します。
○マインドマップのルール
マインドマップを作成するにあたってのルールを6つご紹介します。
1. 無地の用紙を使う 4. テーマはイメージで描く
2. 用紙は横にして使う 5. 1ワードで書く
3. 紙の中心から書く 6. わかりやすく、色を使い分ける
1. 無地の用紙を使う
マインドマップを書く際は、無地の用紙を使います。
罫線が入っているものを使うと、無意識に罫線に影響を受けて、自由に書けなくなってしまいます。
詳しく言うと、罫線のある用紙を使ってアイデア出しをしたところ、罫線の数分だけアイデアを出したところで思考がストップした
という事例があります。
これは、脳が無意識的に「仕事が完了した」と錯覚して起きたのでしょう。
自由な思考をストップさせないためにも、無地の用紙は避けましょう。
2. 用紙は横にして使う
マインドマップは基本的に横書きです。
そのため、マインドマップを書く際は用紙を横にして使いましょう。
マインドマップはイギリスで生まれたもので、英語が横書きだからと言うこともありますが、
マインドマップの「線」が、言葉に対してアンダーラインのようなものであるから、という理由もあります。
3. 紙の中心から書く
紙の中心から書くことで、全体的に「線」を広げることができます。
マップはアイデアや考えを最大限に引き出すことが目的です。
端の方に書いてしまうと、書けるスペースが限られてしまいアイデアがたくさん出てこなくなってしまいます。
そのため、スペースが確保できる中心から書き始めましょう。
4. テーマはイメージで描く
マインドマップを作成する際は、イメージを豊かにしましょう。
まず、真ん中に「セントラルイメージ」を描き、次にマインドマップ全体にもイメージをたくさん使うようにします。
・セントラルイメージは「カラフル」に
マインドマップを作成するときに、初めに描くのは「セントラルイメージ」です。
セントラルイメージとは、真ん中に書くキーワードのこと。
そこに色を加えていきます。
色は脳に刺激を与えてくれます。
そのため、カラフルなセントラルイメージにすることによって、頭の中のイメージも豊かに広がっていくでしょう。
・全体的にたくさん「イメージ」を使う
マインドマップ全体にイメージを入れるようにしてみてください。
1つのイメージは、10の言葉以上にたくさんの情報を持っており、一目見ただけでパッとわかる上に、記憶に残りやすいです。
つまり、言葉よりもイメージの方が頭に入りやすいです。
ですので、なるべく視覚的な表現を磨き、マインドマップの各所にイメージを入れるようにしましょう。
・マインドマップそのものが「一枚の絵」のように
文章よりも絵の方が記憶に残りやすいです。
マインドマップも、カラフルにイメージを描き絵のような見た目にしてみてください。
きっとあなたの記憶に残り、あなたは絵の各所を思い出すようにして、勉強した内容を思い出せるでしょう。
5. 1ワードで書く
基本的に長々とした文章は書かず、1ワードで書きます。
短い文章だと、後から付け足すことも可能になります。
すると、思考がせばまらず、様々な視点を取り入れて考えることができるようになります。
また、マインドマップを書くスピードも上がります。
6. わかりやすく、色を使い分ける
4. テーマはイメージで描くでも記述したように、色を加えることで脳を刺激し、クリエイティブな発想を呼び起こしてくれます。
また、1つの色の中に違う色が混ざっていると、その違う色のものだけが目立ちます。
目立たせたい部分、強調したいところがあったら、違う色を使ってみましょう。
色を上手に活用することで、表現の幅を増やすことができます。
マインドマップは様々な場面で活用することができます。