英語を使いたい! その際の注意点とは?
よく英語で書かれているキャッチコピーを目にしませんか?
英語で書かれているとなんだかかっこいいですよね!
とくに、英語だと企業の理念や気持ちを一言で表すことができます。
そこで、英語を使ったコピーを作るときのポイントやキャッチコピー例を見ていきましょう。
コピーを英語でつくるときのポイント
①中学生でもわかる
日本語のキャッチコピーを作るとき、12歳でもわかるように書くのがポイントと言われています。
英語の場合だと、13歳(中学生)でもなんとなくわかるがポイント。
意味が通じなければ、いくらかっこいい表現をしても飾り程度にしか認知されません。
②造語に注意
たまに2つの言葉をくっつけて、新しい言葉を作っているコピーを見たことはありませんか?
日本語だとギリギリ通じるかもしれませんが、英語だと通用しません。
日本人なので漢字や日本語を見たら意味が通じると思いますが、英語の場合だと意味が複数あるものも存
在するので、どの意味で言っているのかがわからないと思います。
造語を作る際は、帰国子女など英語ができる人にチェックしてもらいましょう。
③堪能すぎる
留学経験があるなど英語に自信がある人にお願いするのは良い手ですが、逆に難しい単語を使ったり、文
が長くなってしまうなど読む人との距離感が掴めないことがあるのでこれも難しい部分となってきます。
英語を使ったキャッチコピー例
ここで、英語を使っているコピーを紹介します。
どのようにして使っているか見ていきましょう。
「Think different」
1997年のアップルコンピューターのキャッチフレーズ。
直訳すると「違う考えをする」となりますが、強いメッセージが込められています。
アップルの意図は
「ものの見方を変えよう」
「固定概念を無くして発想を変えよう」
だと思います。
・McDonald’s
「Im lovin’it」
2003年に発表されたマクドナルドの有名なキャッチフレーズ。
「私のお気に入り」という意味です。
文法的にいうと、「love」という単語は現在進行形としては使われません。
しかし、企業のキャッチフレーズというものは正式な文法に従うというより、ターゲットに合わせたものを作ります。
この場合、若者たちを意識していると思われ、ややスラングのような崩れたフレーズとなっています。
「Don’t be evil」
Googleの行動規範として有名です。
evilには「悪い、邪悪な」という意味があります。
Googleは世界で最も影響力のある企業の一つ。
社会的責任を負っている企業は、悪に基づいた行動は避けるべきだ、という考えに取るものだと思います。
意味は「悪になってはいけない」
英語を使う際、意味をきちんと理解し、見る人全員が理解できる単語を選ぶよう心がけましょう。