伝説のコピーライター
1900年代に活躍した伝説的コピーライター「ジョン・ケープルズ (John Caples)」をご存知でしょうか?
科学的な広告の先駆者、DMキングとも言われています。
アメリカの広告業界で58年間も活躍し続け、うち56年間はニューヨークの広告会社BBDOに勤務。
その長いコピーライター人生で、テストを繰り返し、効果を検証する「科学的広告」の促進を常に目指し続けていました。
中小企業にもかかわらずあらゆる経営者が、これまでに何百万人という数で模倣され、スワイプファイルになり、情報商材のネタにされるような広告業界の傑作を作成してきました。
最も有名な作品のひとつに、
「私がピアノの席に座った時、彼らは笑った、
しかし!私がピアノを弾き始めたとき!」 というのがあります。
コピーが載った当時の新聞
文章の中で「動(弾き始める前のざわざわする嘲笑)」と「静(弾き始めた後の息を飲み込む驚き)」を描き、読み手の好奇心を誘っています。
これにより、思わず続きが読みたくなりませんか?
「動」と「静」のギャップが大きいほど、好奇心をくすぐることができます。
こんなストーリー仕立てのコピーが生まれたのは、別にコピーライターだからではなく、「もともと作家になりたかった」と打ち明けたところから。
作家志望の彼は執筆のアルバイトをしていました。
そうしたアルバイトの中に、上記の地元のピアノメーカーの広告が混ざっていた。
これがきっかけでケープルズは広告人として、世に知れ渡ります。
そして何年もの間、この広告はさまざまな広告や商品で繰り返し使われてきたわけです。
ジョンケープルズ著者の本
(https://www.amazon.co.jp/ザ・コピーライティング――心の琴線にふれる言葉の法則-ジョン・ケープ
ルズ/dp/4478004536)
すべての教育機関や広告代理店者、中小企業経営者必読ものとなります。
一つのコピーがさまざまなところで繰り返し使われているなんてすごいですよね!
気になった方は本を買ってみては?