成約率アップ! チェックリスト28のポイント

 

コピーを書いた時の見直しは必要です。

しかし、どこをどんなふうに直せばいいのかよくわからないと思います。

キャッチコピー、ボディコピー、レイアウトなどの項目に分け、それぞれの見直しポイントをチェックし、より良いものへと変えましょう!

 

 

 

キャッチコピーのチェックリスト

 

1.ターゲットと切り口は正しいか?

リサーチの段階で決定するターゲットと切り口。

これを間違えると、それだけ優れたコピーを書いても、どれだけ優れたオファーを用意しても反応は得られません。

コピーを見直す前に、もう一度あなたが設定したターゲットと切り口が正しいかを客観的に見直しましょう。

 

2.ベネフィットを語っているか?

お客さんが求めているのは、商品でもなく、商品の特徴やメリットでもありません。

商品を手に入れた結果、どのような素晴らしい経験が手に入るのかを求めています。

つまり、ベネフィットを語らなければ、お客さんはあなたの商品を欲しいとも、続くボディコピーを読みたいとも思いません。

 

3.読み手の注意を一瞬で掴めているか?

キャッチコピーを作ったとき、本当に読み手の注意を一発で掴めるかを自問自答しましょう。

100%自信を持って「Yes!」と答えられなければ、再考の余地があります。

もし、複数のキャッチコピーがあって、どれか1つに絞り込めない場合は、迷わずテストをしましょう。

テストほどリスクの少ないものはありません。

 

4.売り込み臭くなっていないか?

キャッチコピーで商品を売り込むことはオススメしません。

人は売り込まれることを嫌がるからです。

売り込むべきタイミングは、コピーを読み進めたお客様が、あなたの提案が優れていると判断した直後です。

ただし、商品の知名度が高い、オファーが圧倒的に優れている場合は、キャッチコピーから売り込んでも問題ないケースもあります。

 

 

 

ボディコピーのチェックリスト

 

5.キャッチコピー直後のパートで、ターゲットを読む気にさせているか?

レスポンスを高めたいならば、キャッチコピーで注意を掴んだターゲットを、即座にボディコピーへ引き込まなければいけません。

そのために、キャッチコピーの直後に、あなたのコピーを読むことが、読み手にとってどれだけ興味深く有益であるかを、簡潔にわかりやすく語る必要があります。

 

6.お客さまの感情を刺激しているか?

マーケティングには「人は感情で行動する」といった常識があります。

つまり、コピーは読み手の感情を強烈に刺激する内容であるべき。

そのためには、あなたの商品が、読み手の悩みや欲求を解決するものであることを、情熱を持って語らなければいけません。

 

7.自慢話になっていないか?

コピーの主役は、商品でも、販売者でもありません。

読み手である「お客さん」です。

つまり、コピーの中で「私」や「当社」、「商品名」といった言葉は、多用するべきではありません。

多用されるべき言葉は「あなた(お客さん)」です。

もし、「私」という言葉があれば、「あなた」に言い換えられないかを検討してみてください。

 

8.読み手と共感できているか?

あなたのことをよく理解してくれている人と、理解していない人。

あなたが好感を持ち、信用したくなるのはどちらでしょうか?

答えは言うまでもないですよね。

コピーも、あなたが読み手のことを深く理解していることを語り、読み手から共感を得なければなりません。

 

9.読み手の興味をつなぎとめているか?

広告はじっくりと読まれるものではありません。

キャッチコピーやリードコピーで注意や関心を掴み取っても、後に続くコピーが面白くなければ、お客さんは即座に読むことをやめてしまいます。

セールスコピーは、一度読み始めたら、最後のクロージングまで一気に読み進めざるを得ない「滑り台のような構成」であるべきです。

 

10.あなたの提案が正しいことを、証明できているか?

あなたの提案が正しいことを読み手に信じてもらうには、客観的なデータが必要。

お客さんの声、権威ある人からの推薦文、メディア掲載実績、統計や分析データなどさまざまなものがありますが、用意できるものは全て利用しましょう。

 

11.小見出しは魅力的か?

小見出しには2つのメリットがあります。

1つ目は、文章を読みやすくすること。

2つ目は、流し読みするお客さまの注意を掴み取ること。

もし小見出しが魅力的であれば、流し読みするお客様をコピー本文へ誘導することが可能になります。

 

12.難しい言葉を使っていないか?

たとえば、ターゲットが医者やプログラマーなど専門的な職種であれば、専門用語などの難しい言葉は避けた方が良いケースもあります。

読み手に「よくわからない」と思われ、読むのをやめてしまいます。

どれだけ豊富な知識があっても、誰でもわかる言葉で表現することを心がけましょう。

 

13.ひとつの文章を、もっと短くできないか?

スラスラ読める文章でなければ、読み手は疲れてしまい、読むのをやめてしまいます。

もし、ひとつの文章が数行にわたってしまったら、その文章をいくつかに分割して短い文章にできないかを考えてみてください。

そうすれば、読みやすさは格段に上がります。

 

14.意味のわからない文章はないか?

書き手が理解できていても、読み手がよくわからない文章になることはあります。

コピーをより完璧にしたいのであれば、自分以外の人にコピーを読んでもらい、意味がわからなかった部分を教えてもらいましょう。

 

15.不要な文章はないか?

「セールスコピーは文章が多いほうが売れる」といった間違った考え方が浸透しています。

文章量が多いから売れるのではなく、「必要なセールスコピーをすべて書いた結果、長くなってしまった」

と言う考えを持つべきです。

ですから、レスポンスに結びつかないコピーや、退屈で意味のないコピーは削除しましょう。

 

16.もっと、具体的に表現できないか?

具体的な表現は、説得力を高めます。

「とても大きな国」と「日本の10倍大きな国」の方では後者の方が想像しやすいです。

もし、あなたが書いたコピーで具体的な表現ができるなら、すべて言い換えましょう。

 

17.声を出してスラスラと読めるか?

優れたセールスコピーは、音読して言葉に詰まることがありません。

もし、音読して言葉に詰まったり、聞き手が理解できない部分があれば、迷わずそのパートを修正しましょう。

それだけで、あなたのコピーは格段に読みやすくなります。

 

 

 

クロージングのチェックリスト

 

18.他商品よりも、あなたの商品を選ぶべき理由が語られているか?

これだけ物やサービスが溢れる世の中だと、お客さんからすれば、あなたの商品以外にもたくさんの選択肢があります。

だからこそ、しっかりとした根拠をもって、あなたの商品を選ぶべき理由を語る必要があります。

 

19.リスクリバーサルは存在するのか?

誰もが買い物で失敗したくありません。

そして、この失敗したくない気持ちが、お客さんの購入をためらわせます。

お客さんの背中をひと押しするために、返金保証、メールサポート、お試し、無料相談などのリスクリバーサルを用意して、お客様が不安なく購入できるようにしましょう。

 

20.お得感はあるか?

レスポンスを高めるには、支払う料金が、お客さんにとってどれだけお得かであるかを説明しなければいけません。

他社と比べて安いのであれば、それをストレートに伝えてください。

高い、もしくは同じ料金であれば、料金の比較対象を、別のサービスにしたり、生産コストなどにフォーカスすればお得感を演出できます。

また、特典やサービスなどを強化して、お得感を演出するのも効果的です。

 

21.今すぐ申し込みしなければならない理由が存在するか?

希少性や緊急性がなければ、お客さんはその場でお申し込みを決断してくれません。

そして、一度決断してくれなかったお客さんのほとんどが、二度とあなたの商品を買うことはありません。

期間限定、数量限定、などのオファーを設定し、希少性、緊急性を演出しましょう。

 

22.簡単に注文できるか?

注文方法がややこしいと、商品に興味を持ったお客さんでも面倒に感じ、購入をやめてしまいます。

オーダーフォームや注文書はなるべくシンプルにしましょう。

また、注文方法を具体的に説明することも、お客さんを迷わせない上で大切です。

 

23.決算手段は幅広く対応できているか?

クレジットカードを持たない人、電話で注文したい人はたくさんいます。

そして、自分が好む注文方法がないため、申し込みを諦める人が想像以上にいます。

電話やFAXでの注文、クレジットカード、代引き、銀行振り込み、コンビニ支払いなど、決済方法は幅広く対応できるようにしましょう。

 

24.追伸はあるか?

お客さんの中には、まず、価格をチェックしようと、いきなり広告の最後の部分を読み始める方もいます。

つまり、コピーの最後にある追伸部分は、キャッチコピーの次に読まれるパートでもあるのです。

追伸で商品のベネフィットやオファーを書いておけば、そういったお客さんを取りこぼしません。

 

25.販売者の情報を、全て開示しているか?

通販やネットショッピングに対して不信感を抱いているお客さんは、たくさんいます。

彼らの不安を払拭するためにも、販売者の住所、連絡先は明記しておきましょう。

もちろん、問い合わせがあったらすぐに対応すべきです。

 

26.読者の疑問に先回りして答えているか?

商品の購入に対して、読み手が思う疑問は、すべて「Q&A」で用意しておきましょう。

たった1つの疑問が、お客さんのお申し込みを妨げることもあります。

 

 

 

デザイン・レイアウトのチェックリスト

 

27.アイフローに沿った読みやすいデザインになっているか?

セールスコピーは、どうしても文章量が多くなりがちです。

しかし、読みにくいからといって、必要な文章を消すことは賢い選択とはいえません。

重要なのは、文章量が多くても読みやすいデザインです。

たとえば、横組みで文章構成されるWebページは「Z型」、

縦組みで文章構成される紙媒体は「N型」のアイフローを意識すると読みやすくなります。

 

28.文字にメリハリをつけているか?

キャッチコピーを目立たせたく、全ての文字を大きくすると、逆に目に入りにくいキャッチコピーとなってしまいます。

キャッチコピーやタイトルなど、読み手の注意を引くために用意されたコピーは、文字の大小、太細を使い分け、メリハリを持たせることが大切です。

ボディコピーにおいても、太字、罫線、フォントの変更などを意識してメリハリをつけると、ぐっと読みやすい文章に変わります。

 

 

 

初めからいいコピーを書こうとすると、それだけで疲れてしまいます。

リサーチをしたら、まずは思いつくままに書いてみましょう。

その後見直しをし、修正へと取り掛かりましょう。