対義語で違和感を植え付ける

○「対義語」が生む違和感で、印象を強くする!

 

いきなりですが、ご飯の上にはちみつをかけて食べたらどんな味がするでしょうか?

 

人それぞれだとは思いますが、おそらく不味いと思います。

間違いなく「ミスマッチ」な食材です。

食べるという意味では価値がありません。

 

しかし、「ご飯にはちみつをかけて食べた」という「行動」は

非常に強く印象に残りますよね。

友達にも「俺この前ご飯に蜂蜜かけて食べてみたんだけどさ~」

と話したくなるでしょう。

 

そして友達も「うわ!こいつご飯にはちみつかけて食べるのかよ!気持ち悪っ!」

と感じ、かなり強い印象を受けるでしょう。(この場合ネガティブな印象ですが)

 

上記のとおり「ミスマッチ」はとても印象に残ります。

 

印象に残るというのはキャッチコピーとして、とてもいいことです。

世の中にはこの「ミスマッチによるいい違和感」をあえて演出することで、

人々の印象に深く残そうとしたキャッチコピーがたくさんあります。

 

 

 

 

○ありえない組み合わせ

 

先ほどの「ご飯」と「はちみつ」の組み合わせ。

こちらは本来ありえない組み合わせということから、強い印象を生みだしました。

これをキャッチコピーに取り入れれば印象的なコピーが作れます。

 

(例)

「指先に木工用ボンド」

「洗濯機にちりとり」

「絆創膏にサラダ油」

 

これらミスマッチなキャッチコピー、「なんだこれは?」と思ってしまいませんか?

 

出来ればその情景が思い浮かぶような組み合わせがいいですね。

 

「指先に木工用ボンド」

 

ありえないことですが、あなたの指先に木工用ボンドがついていたらどうですか?

少し嫌だなと思いますよね。

そのような指先にボンドがついていたらという不快感(感情)を抱かせるのです。

 

 

 

 

○正反対の言葉も印象に残る

 

「対義語」を使ったキャッチコピーは強い印象を与えます。

意味が全く異なる言葉を使うわけですから、相手に「?」を与え大体の確率で注目を集めることができます。

注目を集めた後も、「これってどういう意味なんだろう?」と考えさせるという行動に移させることができます。

 

 

 

 

 

対義語を使うことでいい意味で違和感をもたらせることができます。

最初からいい意味での違和感を見つけるのは難しいでしょうから、

ひたすらミスマッチな組み合わせを書き出してみるといいですよ。