「罪悪感」で行動を促す

キャッチコピー、セールスレターの役割は「ターゲットの心を突き動かし、行動に移させる」ことです。

そこで、相手に行動してもらう方法の一つとして「罪悪感」を持たせましょう。

 

「罪悪感」とは、簡単にいうと「なんだか悪いな・・・」と思ってしまう人間心理のこと。

 

例えば、あなたが募金活動している人たちの前を通ったとします。

そんなとき、なんだか自分も募金に協力しなければいけない感じがして、なんだかモヤモヤした気持ちになったことはありませんか?

 

もちろん、「何も感じない」という方もいると思います。

しかし、多くの方は「協力しないと悪いんじゃないか・・・」という気持ちを抱いてしまいます。

 

これが「罪悪感」というものです。

 

 

                 この記事でわかること

               ・コピーにおける罪悪感の効果

 

 

 

○「罪悪感」は返品やクレームを減らすことにも使える

罪悪感は商品の返品やクレームを減らすことにもよく使われます。

 

ある商品を売る際、その商品にたくさんの特典をつけます。

そうすると、それをもらった方は、

 

「これだけたくさんのものをもらったのだから、返品するのは悪いな・・・」

 

と思ってしまうのです。

 

もちろん、価値観や考え方、感じ方は人それぞれなので「たくさんの特典をもらったって、私は商品が嫌なので返品するよ」という人もいることは事実です。

 

しかし、多くの人は、たとえ商品に不満を持っていたとしても、返品することやクレームを言うことに躊躇してしまうものなのです。

 

本人は気づいていなくとも、その裏には「罪悪感」という人間心理が働いているのです。

 

 

 

 

罪悪感といった人間の緩い部分をついて、心を動かし行動へと促しましょう!