大ヒットするネーミングの秘訣を大公開!
有名な製品から大人気お菓子まで、みんなから好かれる要因の一つに「ネーミング」の効果が働いています。
覚えやすかったり、語呂が良かったりとさまざまな理由でみんなの頭の中に入りやすくなっています。
今回は、認知が上がるネーミングの付け方を公開していきます!
○商品ネーミングの決め方 4つのポイント
1. 商品の目的・コンセプトから考える
初めは商品の目的やコンセプトから考えてみましょう。
その商品の魅力は何か、どのようなメリットを消費者に与えてくれるのか、商品に込めた想いなどを具体的に書き出していきます。
それらをうまくネーミングに使うことができれば、消費者へダイレクトにメッセージを伝えることができます。
(例)
Biore(ビオレ)
Bioreの語源は、ギリシャ語の「Bios(生活)」と「Ore(満ち足りた)」の合成語で、「満ち足りた生活」を意味しています。
健康な素肌を通して、前向きで充実した、幸福な生活をサポートしたいといった意味が込められています。
2. 商品の見た目や機能から考える
その商品の見た目や機能に、他の商品にはない特徴がある場合、それをネーミングに生かすというのも一つの方法です。
例えば、商品の素材に特徴がある場合、素材の名前にゴロの良い言葉をつなげてみたり、素材名を少し変えて名前にしてみたりと
いった具合です。
(例)
闇堕ちとまと
今年の5月あたりにTwitterで話題になりました。
甘みを出すために水やりを抑えた結果、一部が黒く変色してしまったトマト。
その見た目から連想し、「闇落ちとまと」と名づけ販売したところ大ヒットにつながりました。
3. 商品をイメージする単語から考える
その商品をイメージする単語、機能を意味する単語をできるだけたくさん書き出してみましょう。
その単語をもじってみたり、組み合わせたり、アルファベットに変換してみると、商品にぴったりのネーミングが見つかることも。
(例)
氷点下パック
ロゴスから生まれた強力保冷剤。
事前準備の凍結時間が約18~24時間と往来品の約半分になった商品。
しかも一般的な保冷時の約8倍と保冷剤と保冷能力をキープ。
その圧倒的な保冷能力から氷点下と名付けられました。
4. 既存の商品の事例を参考に考える
ネーミングを考えるときは、すでに市場で売られている競合商品の名前を参考にしてみましょう。
また、せっかく良いネーミングを思い浮かんでも、他の会社がすでに商標登録を使っている場合には、
同じ名前を使うことはできませんのでご注意を。
商標登録は特許庁や無料商標検索サービスなどで簡単に調べることができますので、事前に必ずチェックしてみましょう。
ネーミングもヒットする要因の一つになるので、おろそかに決めないよう注意しましょう。