「逆説」をうまく使う! 思わず二度見してしまうキャッチコピーの作り方
キャッチコピーを見てもらうにはインパクトが必要となる時があります。
どれぐらいのインパクトかというと、「思わず二度見してしまう」ぐらいです。
今回は、そんな「二度見したくなるキャッチコピーの作り方」についてご紹介していきます。
1. 二度見したくなるキャッチコピーとは?
まず「二度見したくなるキャッチコピー」とは何か?
これは「意外性のあるキャッチコピー」のこと。
思わず振り返ってしまうほど気になってしまう、といった意味です。
今回はそのひとつとして「逆説」をご紹介いたします。
逆説とは「矛盾しているように聞こえるけど実は的を得ている」こと。
この矛盾しているように聞こえる、という部分があることで意外性を感じるわけです。
例えば「負けるが勝ち」。
負けているのに勝っている?と思われる方が多いかもしれませんが、
その中身は相手に勝ちを譲ることで、結果的に勝利につながるといった意味です。
こうした矛盾を感じつつ「なるほどな」と思えるのが逆説ということです。
2. キャッチコピーでの活用方法
では、どうすればキャッチコピーで逆説的な表現ができるのか?
結論から言いますと「話の流れを一般論と逆にする」です。
そうすることで「矛盾しているように聞こえる」状態が作れるわけです。
しかし、矛盾しているように聞かせても本来伝えたい意味まで変えてしまうといけないので、
「伝えたい内容が逆説的」なときに逆説の形を崩さずの伝えましょう。
別の方法として、「プレッシャーに負けていい」。
これは「プレッシャーを受け入れてしまおう」という訴求内容ですが、
”プレッシャーは克服するもの”という考え方の逆なので逆説が良いというわけなのです。
「逆説」は使い方が難しいですが、うまくはまれば大きな効果を発揮します。
使い所を見極め、活用していってください。